特殊トレーニング
<1> 気(エネルギー)の流れを良くする
1.前後運動
足を少し開いて立ちます。次に、背骨を前後に動かす動作に入ります。まず、両手を組み、その手を前に出して、膝を曲げ、背中を丸くします。大きな卵を磨くようなつもりで、弧を描きながら、手をお腹に近づけ、胸を突き出し ます。徐々に手を胸に近づけ、全身を伸ばします。以上の動作を、背骨をやわらかく動かしながら、三〇回行います。
2.左右運動
次に、背骨を左右に動かす動作に入ります。顔の前でてのひらを合わせ、膝を曲げます。手を左に動かし、腰を右に動かします。次に、手を右に移動し、腰は左に動かします。これを、左右交互に三〇回行います。
3.回旋運動
次に、背骨をねじります。前屈みになり、手をだらりと下げます。肩を回転させながら、井戸のつるべをたぐり寄せるような動作をします。これを、手を上げ下げしながら、三〇回行います。
4.大腿筋ストレス法
※大腿筋にストレスを与えることにより、「脳」を活性化させ、全身に気(エネルギ ー)を満たします。
まず両足を四五センチくらい離して立ちます。このとき、重心は、両親指の根元にかけます。そうして、太股(大腿筋)以外には力 を入れないようにします。これが、第一のポイントです。
もう一つのポイントは、このとき腰をそらさないようにすることです。腰をそらす と、エネルギーがスムーズに流れなくなるので、この点はとくに注意してください。
以上のことを守って、床と足底が一体化したときが、理想的な立ち方です。上手に立つことができたならば、次の動作に移ります。
膝を屈しながら、息を吐き出します。次に、立ち上がったときに、息を吸います。息を吐き出すときには、腕を前に突き出します。そうして、船を漕ぐように動かしてください。
これを、100〜200回行います。
このまま続いて、全身にエネルギーを感じるポーズに入ります。
<2> 丹田呼吸法
昔から呼吸と「気」は密接な関係にあると考えられており、日本語には「元気」「陽気」「病気」「気が長い」「気が短い」「気が弱い」「気が強い」「気力がある」などの日常語が多くありますよね!
私達は呼吸の仕方一つで、気力が湧いたり、元気になったり、陽気になったりするのです。(ただし、気が○ってはいけません)
※また、演技をする上でも、この呼吸というのは色々と重要な意味を持っていますが、これに関しては、いづれ改めて書こうと思います。
丹田の位置
「丹田」という言葉の語源は中国語です。おへその下約九センチから十五センチ位の ところで、全身の「気」が集まるとされているところが丹田です。(大体の位置がわかればオッケー)
昔からスケールの大きな人物を指して「あの人は腹(肚)ができている」とか、「丹田が練れている」という表現がありますね。
「太っ腹」もそうだけど、太った腹と書くので、私を含め気にする人がいると思われます。…ので、暴飲暴食には気をつけましょう!?)
普通、俳優の発声でよく言われる「腹式呼吸」よりもより深い呼吸法です。
実習
1.正座します。
(足の親指と親指を重ね、膝と膝の間を拳二個分ぐらい空けます。重ねるのは、手ではありません)
軽く目を閉じて、肩の力を抜いて腰を伸ばします。両手を両股の上に 手のひらを上にしてに軽く乗せ、顔を上げます。ここで息を吸います。
2.息を吐きながら、手を天井に向けたまま前方にぐっと伸ばしながら、 額を床につけます。(このときにお尻が上に上がらないように注意)
3.もうこれ以上息を吐けないところまで吐いてください。最後にもう一度残っている全ての息を吐ききります。
4、ゆっくり上体を起こし、元の姿勢に戻ります。
この呼吸法を、一日十回以上繰り返して下さい。
「ヴォイス&アクターズ道場」では、この「丹田呼吸法」に「浄化のイメージ法」と「発声法を組み合わせたものを行っていますが、これは指導の元で行わないとコツが分かりませんので省略します。
また、「肚(丹田・重心)」を集中的に強化するトレーニングもあり、信じられない様々な効果を体験できます。是非見学に来て体験して下さいね。(見学自由)

HOME